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2012年 08月 04日
あと、数時間で遺伝子組み換え作物のパブリックコメント
の受付が終了してしまいます。 3月11日の震災以降、急に話が進み始めたTPPでの農業参入の件。 日本の、農作物の放射能汚染が心配だから、外国の農作物を輸入することは、 いいのではないだろうかと、思う人がいると思います。 ですが、遺伝子組み換え作物も入ってきていいのでしょうか? 日本の農業自給率が下がるのはもちろん、 農業の世界規模における淘汰が始まろうとしています。 ある一部の会社によって。 地産地消。 その土地で採れたものをその土地で頂く。 単純なようで、今食卓に上がっている食べ物の多くはそうではありません。 意識を少し高めることで見えてくるものがあります。 それは、利権。 私たちは、市場経済の中でいいように操られているのです。 田中優さんブログが分かりやすく説明しています。 ぜひ、ご覧になっていますぐ、 パブリックコメントしましょう!! 小さな意見から、大きなうねりが起こる!! 以下は、僕自身のコメントを 転記したものです。 僕自身がこの想いを風化させないために。 まず、結論を申し上げますとTPPの参加は辞めるべきだということ。 そして、そこから関連してくる遺伝子組み換え作物の使用を行うべきではないとの意見を申し上げます。 生物多様性の影響評価とは何をもって評価したのが明確では無い上に、近年のデータだけでは、遺伝子組み換え作物が生物にどのような影響を与えるかを明確には出来ないということです。 机上の計算や、一つのサンプルに対しての評価だけで判断を下すというのは、浅はかな人間の驕りではないでしょうか? 毎年、多種多様な農薬を開発して、人間にとって害虫と呼ばれる生物たちは淘汰されたのでしょうか? 答えは、否です。 必ず、耐性をもった虫が現れ、また新たに農薬を開発するといういたちごっこ。 人間は自然を、抑え込めると勘違いしているのではないでしょうか? その、最たるものが原子力発電。 その、原発はどうなったでしょうか? 人間の驕りが、暴走を引き起こし、自然界に多大なる影響を及ぼしてしまったではないですか!! そして、その解決策もしていないままに、 何を持って、安全と言えるのでしょうか? 遺伝子組み換え作物も同様に、人間が踏み込んではいけない領域なのではないのでしょうか? 数十億年前からの生物の進化の歴史を、ほんの数十年で人間が組み替えていいのでしょうか? そして、この日本における独特の農業の歴史も自然に沿った、調和したものだったはずです。 太陽を観、雨を知り、土の声を聞き、虫とともに生きる。 様々な分野で、欧米の文化が取り入れられ、今や日本のアイデンティティーも失われつつある中で、農業だけはまだ日本らしさが残っている産業だと思います。 なぜなら、野菜や果物は決して工業製品では無いからです。 自然に左右されて、然るべきもの。 だから、日本の昔ながらの伝統がまだ少しは残っていると思うのです。 私たちの口に入るもの。 それは、私たちの体、心を築いていくもの。 食べられれば、いいのではないか? ではなく、食を命として捉えたとき、 遺伝子組み換え作物は果たして、 健全に人間の体や心を築いてくれるのでしょうか? そこまでの影響評価を行っているのでしょうか? 最後に、モンサント社のような独自の利益の為に、命の種を売り物にして、法律を盾に裁判を起こし、世界中で小さな農家が悲鳴を上げています。 まさか、そのような現状を知らずに政府は導入に踏み切るわけではないでしょう。 利権に絡んで、なし崩し的に事を進める危険を、 なぜ学習できないのでしょうか? お金なしで考えてください。 決して、良い取引ではないはずです。 多くの人が損をします。 一部の人を除いては・・・。 このまま、安易に遺伝子組み換え作物の導入に踏み切れば、 必ず日本の農業自給率はさらに低下して、 日本の経済は悪化するでしょう。 農業を、経済の一端に組み込んではいけないのです。 なぜなら、農業は経済活動ではないからです。 農業は、人間の生きる糧なのです。 農業だけでなく、漁業、林業の第一次産業は、 自然に寄り添った、生命活動ではないのでしょうか? それを、お金に換えたことから 全ての矛盾が始まったのではないでしょうか? 私たち人間は、人間が作り出した世界に住んでいるのではありません。 自然の大いなる力が生み出した、母なる地球に住んでいるのです。 だったら、自然の声を聞き、 自然に寄り添って生きる道を進むほうがいいに決まっている。 そう、私は信じています。 賢明なご判断をお祈りしております。 #
by milele-zakka
| 2012-08-04 22:35
| 日々のこと
2012年 07月 20日
久々に、本当に久々にヘンプアクセサリーをつくった。 だいぶなまっているなぁ。 全然進まない。 でも、すごく集中するし、 集中すると体が熱くなるし、 熱くなると元気がでるし、 元気がでると前向きになるし、 前向きになるといい事がやってくるし、 いい事がやってくるとハッピーだし、 ハッピーだと笑顔になるし、 笑顔になると周りの人も笑顔になるし・・・。 あーいいことばかりだ。 しかし、ネパールヘンプは、 表情が豊か。 細かったり、太かったり 結び目なんかもあるし。 ここでいったん中止。 糸とどうするか相談します。 #
by milele-zakka
| 2012-07-20 00:33
| milele
2012年 07月 19日
ずーっと休んでいた、創作活動。
子供がいるからとか、生活スタイルが変化したからとか、 言い訳して4年が経過してしまいました。 心の中にずっーと眠っていたヘンプへの想い。 今日、決めました。ヘンプ(麻)とともに生きる!! さっき藤沢の“へっころ谷”さんで、 麻ことのはなしの著者中山康直さんのお話し会に行ってきました。 “youstream”で放送されたようなのでこちらもチェック。 内容は今の時代を生き抜くヒントがたくさん。 最終的には内面からの音(笑)が平和に導く。 そして、全ての人が自分の想いで行動する。 当事者になって、自分のやりたいこと好きな事ことをすれば、 時間の概念が無くなって、みんな繋がっていて、ハッピーに生きられる。 お話し会のあと、中山さんに僕のバックボーンを観てもらいました。 色々、ズバリなことを言われたけど、 一番印象に残ったのは、「分かっていると思うけど、麻に関わって生きていけば大丈夫。 もし、違う生き方をすれば犯罪者になっているかもよ。」と。 自分の中にある二面性を指摘され、それを調和してくれるのが“麻”だと。 元々、8年前に奄美大島に移住した際に、 生活の糧として、ヘンプアクセサリーを始めたのがきっかけだけど、 麻が持つ有用性、可能性を知っていくうちに、 もっと麻に関わって生きたいと思うようになったのでした。 その時は、現金収入がそのヘンプアクセサリーだけの時もあり、 一日中ずっと編んでいても、価格に換算すると数千円。 それが、必ず売れるわけでもないので時給換算するといくらにもならないなんて計算して。 自然の中で生きたくて移住したのに、結局貨幣経済にどっぷり浸かっていて、 お金が無くなったから戻ってきたという理不尽な結果に。 その後、東京に引っ越して細々と制作していたけど、 東京の物価に売り上げが追いつくわけがなく、 生活の為に仕事をしなければならない。 その後、子供が生まれてライフスタイルが一変。 お金が無ければ生活が成り立たないって思って、 がむしゃらに働いている今の日々。 フラストレーション溜まっているんだなって自分でも感じるし、 今の生き方がベストじゃないっても知っている。 でも、なんとなく麻に関われない自分がいた。 時期が違っていたのかも知れないし、 僕自身がチューニングを合わせていなかったからかもしれない。 もう、遠回りはおしまい。 単純なこと。自分に素直に生きる。 あー、すっきりした。 始まりますよ。 第2のmilele!! 自分自身にも言い聞かせているのでした。 #
by milele-zakka
| 2012-07-19 00:25
| 日々のこと
2012年 07月 17日
僕らがどんなに声をあげても、どんな行動を起こしても何も変わらない?
最近のニュースを見ると、僕らの声は届いてない。 強硬手段で無理やり今までの方針を推し進めようとしている。 一体、どうしたらいいのだろうと辛くなる。 先日、「ホピの予言」を観た。 1回目は自宅で一人で震災数ヵ月後。 2回目はアサバアートスクエアで先月に。 ホピとは、平和の民という意味。 アメリカ大陸の大地に元々生きていた民族。 住む土地は奪われ、言葉も規制され、新しい文化を強要されてきた。 ホピの人たちはフォーコーナーズと呼ばれるアメリカの南西部にある彼らの聖地で暮らす。 そこの、地下に眠っていたのは“ウラン”。 アメリカ政府は、ここのウラン鉱石を使用して広島と長崎の“原爆”をつくった。 ホピが守り、伝えてきた石板がある。それは、宇宙の計画(ユニバーサルプラン)。 それによると、大いなる浄化が始まっている。 その危機を知って、新しい世界へと移行できるか、それともこのまま破滅を迎えてしまうのか。 今、まさに大きな岐路に私たちは立っている。 そのユニバーサルプランには、原爆が投下されることも示されていたそうだ。 1986年、今は亡き宮田雪氏のドキュメンタリーは、 26年経ったことを感じさせない迫力や、リアリティーがある。 大きな衝撃と共に、今まさに日本で起こっている状況に似ていると思った。 映画内である長老が言っていた。 「ユニバーサルプランで定められたことは、人間の力ではどうしようもないこと。 転がり始めた石は止められないのだ」と。 だから、僕らがどんなに声をあげても、どんな行動を起こしても何も変わらない? 違うよね。 転がる石は止められなくても、転がり落ちる場所は変えられる。 この、怒りや悲しみのネガティブな感情を そのまま返しているだけでは、変えられない。 その感情のパワーを別の笑顔と平和のパワーに変えることができれば、 きっと世界は変わる。 とは、思いながら僕は実行出来てるか? まだまだ、甘いなぁ。 とにかく、やれることはやろう!! 笑えないニュースを見て思うのでした。 #
by milele-zakka
| 2012-07-17 23:24
| 日々のこと
2012年 07月 11日
国家戦力室で、いまパブリックコメントを募集しています。
これからのエネルギーをどのような形で進めていくか? 国民にも聞いているんですね。 この意見が反映されるかどうかは分かりませんが、 声を上げなければ、都合のいいように解釈され、 結果3月11日のようなことが起こっても、誰も助けてくれないのです。 7/31までです。 エネルギー・環境に関する選択肢 僕は今までの様に多くの中に埋もれて、 意見も持たず、みんなが手を挙げれば挙げて、 のらりくらりと生きるのはもう辞めました。 すごく、大きな転換期の中を私たちは生きているのではないでしょうか? 今、自分自身で生き方を選択する時期なのです。 以下は、投稿した内容を貼り付けました。 この時の感情を忘れないためにも、残しておこうと思いました。 “のど元過ぎれば熱さ忘れる” であってはならないのだから。 ーパブリックコメントに投稿した内容ー 想定外の自然災害が起こり、福島第一原発はメルトスルーを起こし、今なお多くの危険を持ったまま、大飯原発が再稼働しました。 国民を守るため。この再稼働の理由は、経済活動が今後も安定した環境の中で行われることを前提にしているとしたら、その安全基準はどこから生まれたのでしょうか?今後、多くの識者の想定を上回るほどの災害が起こり、原発を推し進めた結果、また3月11日と同じような事が起こったら、日本と言う国家の存続自体が危ういことは想像するに容易いことでしょう。 多くの、国民は危険なリスクを冒してまで、今の生活スタイルを存続、更には発展を望んでいません。本当の情報を公開して、議論すればおのずと答えは明らかではないでしょうか? 核廃棄物の最終処分問題も答えが出ていないのに、原発をこれからも推進する理由とはなんなのでしょうか? 私は、子供がおります。まだ小さい我が子を見ていると、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。私たちの無知が、無関心が、無感動がこのような結果を生んでしまいました。私は、原発を推進してきた国家、電力会社、関係してきた方々。そこから生まれた電力を利用してきた消費者である私たち。全てが3月11日から新たな考えでエネルギー問題、しいては経済活動や貨幣経済などの問題を見つめなおす必要があると思います。 1ゼロシナリオを進めても、原発の問題は数十年では解決しません。必ず、子供や孫の世代まで引き継がれることになってしまうのです。 想像力を働かせましょう?私たちの今の生き方、選択が、これからの子供たち、これからの日本を作っていくのですよね。 人間の考えた科学は自然には到底かないません。人間は自然を克服したとの思いあがりが、今の社会を生み出しているのではないのでしょうか?そのおごりが、3月11日の大きな出来事に繋がったのではないのでしょうか? 私は、この日本で生きている以前にこの地球で生きています。この地球を育む偉大な自然の力を感じられる、社会になることを祈っております。 #
by milele-zakka
| 2012-07-11 23:25
| 日々のこと
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