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2009年 04月 19日
4月5日のことでした。
北鎌倉の東慶寺にて住職によるお経と アボリジニーのディジュリドゥと ネイティブアメリカンのバッファロードラムを ミックスさせたライブがありました。 詳しくは、以下のブログにあります。 北鎌倉まちづくり協議会のブログ 東慶寺の本堂に約50名ぐらいのお客さんが座り 般若心経から始まり、ディジュと、バッファロードラムの音が調和されてなんとも言えない 心揺さぶられる空気が流れました。 祈りの声と、楽器の音で空気が震えて、僕の体の中、心の中に響いてきました。 メロディーはないのだけれど、それがまた新鮮だったし、直接的に心に響いてきたというか・・・。 本堂は開けっ広げで、運よくお釈迦様の正面に座ることが出来た僕の後ろで お賽銭を“チャリン”と投げ込む音や 遠くでうぐいすが鳴く声が聞こえたり 色々な音が重なって、ここだけの音楽を奏でていたんです。 お経が終わった後は ディジュ奏者のKNOBさんと バッファロードラム・インディアンフルート奏者のHIROさんの二人で 即興でというか、二人のフィーリングで演奏が続きました。 正直、どれくらいの時間演奏されていたのか分かりません。 終わった後は、この場にいれたこと、導きに感謝という感覚でした。 この場での、感想や感覚を上手く表現出来ないと思って 今まで記事に出来ませんでした。 ところが、ひょんなところから書こうという気持ちになったのです。 それは、KNOBさんが他に石笛(いわぶえ)を吹いていたことです。 今まで、無知な僕は存在を知りませんでした。 古くは縄文時代まで遡るらしいです。 神事に使用されていたそうです。 言ってしまえば、ただの石。 その石が自然の風化によって穴が開き その穴に息を吹き込んで音を出す。 その音色がまたピューっと風が吹き抜けていくような音色で 心に残ったんです。 あー、自分も出会えるといいなって。 ライブから暫く経って、自宅の庭先で野菜の種を蒔いていた時です。 無いかな?岩笛。 そうしたら、穴が開いている石が転がっていたんです。 土が入り込んでいたので、洗って、試しに吹いてみたら・・・、 スピーっと初めは空気が抜ける音だけだったのですが かすかにピューっと音が鳴ったんです!! シンジラレナイ。驚きと感動が生れました。 こんな近くに出会いがあったなんて。 本当は、石笛と違うのかも知れないのですが 僕はこの石を大切にしていこうと思うのでした。 石って無機物で意思なんて無いと思っていたけど この出会いで石にも感情があるんだって感じました。 そうじゃないと、出会えないもん。 独り言の記事でした。
by milele-zakka
| 2009-04-19 23:03
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